本をよく読みますが、久しぶりに駄作、ほんとにげんなりしました。
内容どうこうの問題じゃなく、出版社と編集者は何をやっているんだ?とがっかりしました。


Amazonのレビュー高評価だったのに・・・

購入した書籍は、菅野完の『日本会議の研究 (扶桑社新書)』という本。
森友学園の問題で話題にあがった日本会議について書かれている本で、Amazonでベストセラーにもなっていた本。

まず、本書の出だしで、過激な右翼には、その情報源・説得力に根拠が無いと批判し、はじまるのですが、この本自体にそのまま言い返したい程の内容。
いや、日本会議の情報自体はよく調べられたんだなとは思います。
ですが、『日本会議の研究 (扶桑社新書)』と、“研究”と銘打っての期待した“研究”とはいったいどこ?と。
調べた内容を、得た情報から各組織の関連を紐付けた内容。

そして、一番意味がわからないのが、この本自体何を主張した本なのか最後までさっぱりわからない。

通常、ある程度、起承転結でこういった本は書かれていることが多いのですが、“起”と“結”の関連性のなさ、そして、強く意識させる“結”を含まない情報ばかり。
小学生低学年の絵日記のように、ただただ情報を並べたようにしか感じられず、すごく端的に言うと

『今日は遊園地に行きました。』

であり、

『今日は楽しみにしていた遊園地に行きました。観覧車が一番楽しかったです。また家族で遊びに行きたいです。』

ではない。

読んでる途中、各章が終わる度に、『で、何が言いたいの?』の連続で最後まで『で、結局何が言いたかったの?』という不完全燃焼感がとてつもない。
批判している過激右翼くらい、おれは左翼だ!と同じように主張されたほうがまだマシでした。



出版社と編集者は何をやっているんだ?

以前、この496で『“翻訳本”翻訳者と編集者は違うんだなという話。文字を通して何かを伝える難しさと、文字を通すことで伝わる伝えやすさ。』という記事を書かせて頂きましたが、之再び。

こんなまとまりのない、主張のない本をなぜ出版社と編集者はGOを出せたのか?
何のための編集者か?
本の内容以前の問題でした。


と、本を読み終えて(といっても、あまりにくだらなくなり途中は斜め読み)改めてAmazonレビューを見て、星1つ評価のレビューを見ると、やはり同じように感じた方が大勢いました。
今度から、星1つ評価のレビューをちゃんと読もうと思います。