パーソン・オブ・インタレスト

PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット(パーソン・オブ・インタレスト)のシーズン2の第11話「完全なる方程式 “2πR”」の話がめちゃくちゃかっこよかった!!
円周率「π(パイ)」のハロルド・フィンチが語る言葉に感動すら覚えました。
出典:en.wikipedia.org


二人の天才

メインキャストのフィンチの並外れた天才ぶりがこのドラマの魅力でもありますが、そこに11話はもうひとり監視対象者としてケイレブという高校生の天才少年が出演しています。
高校へ臨時教師としてケイレブのクラスで授業をするフィンチ。
前日の授業でケイレブの才能を見て、こんな話をしたのです。


円周率の「π(パイ)」3.14159 26535 89793 23846 26433 83279 50288 …

小学校で習う円周率πは、3.14159 26535 89793 23846 26433 83279 50288 …と永遠に割りきれない数字ですが、この数字に感動するようなエピソードをフィンチが盛り込みます。

このπの中には全ての数の組み合わせが存在している!

この後、フィンチが数字を言葉に置き換えればこの世の全ての言語の組み合わせもこの中に存在すると続け、割り切れないπという数字の壮大さのスケールがとんでもないものだと感じることが出来たのです。
それまでただの長い数字だとしか思っていなかったπが一瞬でその情報量のスケールにホント圧倒されるエピソードでした。
久々にTVで驚愕しました。


脚本は、ダン・ディエツという人らしいのですが、どこでこんな素敵なエピソード思いついたのか?
きっとこのエピソードを入れたくて1本話を作ったんじゃ・・・なんて考えてしまうほどのドラマのワンシーンでした。
いやー本当にすごいエピソードでした。
π、ただの長い数字だなんて思っていてすみませんでした!!